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ロック歌手の矢沢永吉(59)が19日夜、東京・新宿のタワーレコード新宿店の屋上でライブを行った。レコード店でのインストアライブは伝説のバンド「キャロル」でのデビュー時以来37年ぶり。来月19日に東京ドームでの還暦ライブを控える中、限定300人を前に熱唱し「もう一度新人に戻った気分。2回目のデビューだ」と気持ちを新たにしていた。

 75年にソロデビューしてから初のインストアライブ。抽選による限定300人の観客とステージの距離はわずか1メートル。

 「インストア初めてなんだよ、オレ!これくらい(の規模)もいいねえ。新人がヨロシクッてレコード店を回るの間違ってないな。サイコーだよ」と、観客全員の顔が見える会場に大興奮。本番一発勝負でステージに立ち、最前列の客にバンバンと汗もツバも飛び散らせてがむしゃらに歌う姿は、新人歌手のような疾走感に満ちていた。

 20年間所属したEMIミュージック・ジャパンを昨年5月で離れ、自らインディーズレーベル「ガルルレコード」を設立。その第1弾アルバム「Rock’n Roll」を引っ提げてのプロモーション。オリコンチャートに3位で初登場した中、この日の観客は20~30代が中心。矢沢が「第2のデビュー」と言った通り、ファン層も新たな広がりを見せている。

 Mr.Childrenの桜井和寿(39)らが主宰する「ap bank fes」など、若いミュージシャンが集う野外フェスティバルに参加したことも若いファンを拡大させた。新アルバムから「コバルトの空」など3曲を歌唱。最後の4曲目に「これは僕の古い名曲です」と紹介しながらアコースティックギターを手に取り、77年発表の「チャイナタウン」をしっとりと披露。若いファンに、バラードの名手である“もう一つの顔”を刻み込んだ。

 ちょうど1カ月後には東京ドームで5万人を集めての還暦公演。最後に「ありがとう!ドームで会おうぜ」と言うと、観客たちが伸ばした手を何度も握っていた。


<スポニチアネックスニュースより>

こんな素敵でかっこいい60歳っていないですよね。
きっといくつになってもかっこいいと思います。
一度はコンサートいってみたいな。
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